学びの奥義
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先月から、集中して、出席している仲間がいます。
連日稽古にも参加しました。
自宅でも書き、疑問に思ったことは、質問をし、何度も何度も苦手な運筆を半紙に書き続けていました。
途中行き詰まったのか、つらそうにしているときもありました。
平常心
思うようにならなくても抗わない。
どんな自分とも向き合う。
学んでいくことに集中してほしい。
しかし、初期の頃は、だめだーー
まだまだだなぁ
など、渋い顔をしてショゲル方が少なくありません。
でもよく考えてみてください。
最初から、思うようにいくなら、稽古は必要ないのです。
書道に限らず、何事も深く、基礎3年、10年は、続けないと書道の本当の楽しみは味わえないと思っています。
それを、1、2年で納得できる作品をと思うことは、傲慢です。
今日の精一杯の自分を観察できるように、そうヨガと同じです。
書道は、線と点が織り成す芸術。紙の白いところのスペースとの間隔が、形を決めることもある。すべては、バランスなのです。
心が線を作るとしたら、焦りや、うまくなりたいという欲、難しいという気負い
そんなマイナスな思いは、線を重くし、紙と戦うことになります。
純粋に線をとらえられるよう、やはり、心にゆとりなのです。
あるがままの自分で、素直にむかう。
今理解できる知恵と、目の力だけでいいのです。
学びが、観る力を養い、穏やかな心身が、背中を和らげ、指の力も抜けて、表情のある線をつれてきます
。
さて、
その頑張りやの仲間の、ご自宅で稽古した作品
秋風に身を任せて、ただそこに咲く菊の薫りがしそうな作品でした。
ひとつ扉を開いたなと
私も胸が熱くなる彼女の頑張りに、〓をたくさん差し上げました(^^)
もう一人、添削されているときの姿勢に人柄が表れている仲間
どんな言葉にも、ハイ
と言える素直な構えかた
きっと、芯から素直な方なんだろうと思わせる
はい
の声の響きです。
私が学ぶとき一番大事にしてきた言葉
はい
と
ありがとうございます
これは、稽古の礼法
基本です。
と5才で叩き込まれたのです。
はい
の先に
純心はあると
そういえば、
ヨガの
マイソールのときも
聞こえてくるのは、
呼吸音と摩れる音
そして
はい と ありがとうございます
アジャストされているときの言葉だ。
真剣に学ぶときの
心構えは共通
ありがとうございました
ナマステ
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