今思えば…

乗り越えられた方々の日常を尊く思う昨今です。
関係ないイベントの話で恐縮でございますが、
先般の学書院展の授賞式の話をさせてくださいませ。
今月2日に式典がございまして、この時の院長からの
幸福三説の福の話が静かに心に響きました。
惜福
私共が学ぶ学書誌の7月号にも記してありましたので、こちらをご覧くださいませ。
ひとりで使ってしまわず
資源の無駄使いをせずに分かち合う。
この言葉の持つ大きな意味
その日、心が満ちる授賞式でありながら、天災や起きてはならない非常事態のことが浮かび、ゾワゾワした感覚がありました。その日の幸せとその裏に潜むような陰の未来が、東京での思いを今日までアップさせなかったように思います。
しかし、今回の水害により
この三説の確かな教えが、行動と共に導かれた仲間たちがいらしたこと。
[惜福]
福を自分ひとりのものとしない。よいものを大切に使う。
これは、資源のことであり、今回の断水により、蛇口から水が届くことが、あたりまえとして、感謝を忘れていた私には、予知として告げられていたとしか思えません。
[分福]
自分の得た福を他人に分け与える。
今回、早く復旧した方が、お水を届けたり、お風呂を貸してあげるなど、多くの美談が届いています。
[植福]
幸福の種を蒔いておくこと。
精進し続けること。
幸せな時も辛い時も、大きくぶれることなく、正しい行動をし続ける
暑い中、市民のために尽力された方、ボランティア
まさしく植福
こうして、語ることで、院長の素晴らしいメッセージが、書と関係のない方々にも届くこととなります。
このご時世になくては、ならないメッセージそのものです。
話は、それますが
竹の言葉
私共のバンブーと重ねてお読みください。
私たちが、指針としている
しなやかで強い心身
そのものの表現がなされております。
そして
その隣に豊かな表現の作品が掲載されております。
今回の式で、久遠を書かれた審査員の先生を紹介され、お話までさせていただきました。学生の時から力を発揮されていた秋田の素敵な女性でした。
書は人なり
出逢う先生、皆様、愛と慈悲の心
久々の再会では、涙しながら抱き合うという温かい波動。
精進し続ける方だけがもつ強さとしなやかさなのでしょう。
嘘がない真
善なるメッセージ
臨書を繰り返した美
[真善美]
そのものの方々との時間であったということです。
私たちのバンブーハープも
そのようなYogi、書人の集まりとなりますように。
行動し祈り続けます。
明日は、8時オープン
霧島市方面からの方は、不便な交通事情が続いていると存じますので、無理なさらずに
お越しの際は、お気をつけてm(_ _)m
私も初の長い夏休みをいただき、亡き人を偲び、空いた時間は書に勤しみました。
ありがとうございました。
合掌礼拝
オーム
コメント