bamboo harp: 眼施

夏日

梅雨入りしたようですが、汗ばむ日が続きます。

皆様の日常は、穏やかでしょうか。

移動するだけで、暑い
と口にしてしまいそうになりますね。

毎回、花の話してしまいますが、
暑さで、寿命が気になる季節になりました。

おかげさまで、お供えのようにお花もいただき続けています。

財なき者にもなしえる布施の行のことご存知ですか？

心施
思いやりの心

言施
思いやりのこもった温かい言葉をかける

眼施
優しい眼差し

花をみつめてくれる人の瞳は
そうだなぁ
と常々感じます。

私が、いつも感心するのは
どんな日も
最年長組のシニアは
花から、始まる。

どんなに足が痛かろうが
やっとの思いで上がってきても
玄関で、一呼吸。
呼吸が荒くても

優しい瞳で
花をみている。

私達は、体調で
リズムがあり

ドアのあけ閉めも、心がけできなくなったりするし、
見ていても感じない、頭だけが動いていて、聴こえない、見えないということが起きます。

それを拝見し
体調いまいちかなぁとか
疲れているねーー

などと察知しますが

年を重ねる
ことの素晴らしさを教えてくれる高齢者。
達観できているから
明るい。
私達より、カラダ重いのに
観察力によって楽しんでいる。

和顔施
柔和な笑顔を絶やさないこと

教えてくれる
先輩方のように
年を重ねることを楽しみ
修行しようと
思う日々です。